「この映画はこんな毒親を許しました、どやねん。」いう映画ではありません。複雑な傷を抱えて生きている人は大勢いる。しかし、みんな幸せになれると思っています。僕が幸せになるために、ばあちゃんや友達が言ってくれたことがこの映画にぎゅっと詰まっています。ぜひそれを受け取って下さい。
作者 歌川たいじさんより
あなたが幸せになるためにどう生きるのか?
虐待や虐めを受け続けてきた主人公が、自分の生い立ちと向き合い、なぜ、母が自分を虐待をするのか、
色々な人との出会いから、人とのつながりの中で、
自分が幸せになる為に自分の人生と向き合うストーリーでした。
目次
- 母親はなぜ虐待をするのか?(家族の連鎖から紐解きます。)
- なぜ主人公は向き合えたのか?(性格分析からも紐解きます)
- あなたが幸せに生きるためにどうするのか?
①母親はなぜ虐待をするのか?
母親は工場の社長夫人で、皆からカリスマ婦人として慕われていました。皆の前では、良い格好をし、家に変えれば夫と大喧嘩、息子にはひどい暴言や暴力を浴びせます。
なぜ、カリスマ性を出さないといけなかったのか?
そして、息子に虐待をしていったのか?
菅原の分析は、なぜその行動をするのか?
なぜ、その発想になるのか?
を考えていきます。母親はなぜ、カリスマ性を出して、皆から慕われるポジションを作ったのか?そして、虐待をしていたのか?
一つずついきます。母親のカリスマ性はどこから来ていたのか?母親の生い立ちに触れるシーンがあります。
戦後、日本がまだ貧しい時代、
- 母は8人兄弟の下から3番目。
- 祖母は離婚して、8人の子どもを一人で育てたそうです。
- ひとり親ではこどもは育たないという偏見の中、祖母はとにかく世間体を気にして厳しく育てました。
- 祖母はこどもの話を聞かず、とにかく殴る人だった。
- 母は、上の兄弟からよく虐められ、食べ物でもなんでも取り上げられ、それを取り返そうとするから、余計に殴られた。
そして、19歳のときに駆け落ち同然で、今のお父さんと出ていったそうです。
母親には暖かい家庭の味が入っておらず、祖母が世間体を必要以上に気にしたように、母も祖母と同じように必要以上に世間体を気にしていました。
それがカリスマ性となって、他の人から慕われていたのではないでしょうか。
カリスマ性の裏側では、世間体>自分の家族の構図が出来ます。
世間体には良い格好をし、家族には当たり散らした祖母と同じように、母は家族に当たり散らした。(見方を変えれば、祖母はこども達が社会で馬鹿にされないように、一人で必死に育てていた。そこには見えにくい愛情があるのですが、母の立場では、「愛されていなかった」が残った)
この「愛されなかった」と感じた母親が虐待をしていた理由は、
母の幼少期の寂しさ、孤独、分かって貰えなかった
『痛み』を
自分の子育てに連鎖してしまうのです。(よくあるあるパターンです)
本当は母親も幸せな家庭を築きたいと思っていたのに、気付くと自分も自分が育ったようにこどもを育てていました。
基本的は、脳に入ったものしか出ない事を考えると、
母親のカリスマ性も、虐待も、幼少期にinputされた情報が、後の人生でoutputしているだけだなと思うのです。
②なぜ主人公は向き合えたのか?
主人公は、自分が虐待を受けても、いじめられても、この苦境を乗り越えて、人生と向き合っていきます。
その向き合う力はどこから来ているのか?映画や書籍を読まれると分かるのですが、これだけ過酷な人生なのに、前へと進んでいきます。
それはなぜか?
虐待を受けても、虐められても、
そこには、
信頼出来る仲間
の存在が居たのです。
重要なシーンが3つあります。
①幼少期、太っていた主人公をいつも優しく見守ってくれていた血の繋がっていないおばあちゃんに何年かぶりに再会したシーン、
ばあちゃんは末期がんで入院していました。
「ばあちゃんはね。たいちゃんにお願いがあるの」
『「僕は豚じゃない」って言って。』と主人公に言葉を掛けます。
主人公は小さな声で「僕はぶたじゃない」と言うと、
「もっと大きな声で」
とばあちゃんから言われます。
何度も何度も、
大きな声で涙や鼻水も出しながら
「僕は豚じゃない」
と叫ぶのでした。
それは、主人公の心の叫びをばあちゃんが言わせてくれたのです。
次のシーン。
②友人達と一緒に温泉に行った際に、主人公は温泉に入るのを嫌がります。
それは、自分の背中が虐待の傷だらけで見せたくなかったのです。それでも友人は主人公の手を引っ張って温泉に入ります。
そして、背中の傷を見て瞬時に察知した友人から言われる一言があります。
「俺にはもう、恥ずかしがるな。」
主人公は、その時に言われた言葉、映像が瞬時に胸に刻まれていったと。
『色褪せない言葉』って本当にあると。
もうワンシーン、
③数年ぶりに母子が再開した際に言われる言葉、
「あんたはいらなかった、産みたくなかった」と。
母に絶望し、母に対しての怒りがあふれる中で
友人がまた一言。
「理解っていうのはね、気づいた方から先にするものだよ。理解が必要だって気づいた方からするものなの。そうじゃなかったら、理解し合うなんて永遠にむりじゃん。」
「っていうかね、理解する力があるほうが、先に気付くの。」
この言葉に力をもらった主人公は、自分の母親と向き合っていきます。
なぜ、母親は虐待をしたのか、そして、自分が変わると母親は変わる事。理解する力があるほうが、先に気付いて、それに気付いた主人公が母の痛みに寄り添っていくのです。
*性格分析で見ると、自由主義・充実生まれ
自由主義の性格はここでは割愛します。気になる方、
充実生まれの特徴として、
両親のマッチアップが最高か、母体の最も良い時期の受胎した場合の出生であると分析されます。
特徴としては
- 幸せを保証された様な人(歌川さんの家庭環境は違いましたね。)
- 絶体絶命な事態にあっても、自然と周囲や衆人の手助けや援助が得られる。この人の縁や運が充実生まれの特徴になります。(歌川さんの人のご縁は充実生まれだなと思うのです。)
- その分、受動的な生き方だと、与えてもらう事に慣れてしまうので、自分から奪いにいく能動的な姿勢、人への深い感謝が成功へのキーポイントです。
③あなたが幸せに生きるためにどうするのか?
人それぞれ、色々な生い立ちがあり、それに喜びもあれば、痛みも苦しみもあります。
親のようになりたくないと思っていても、気付いたら親のようになってしまうのは、脳に入った情報が、そのまま出てしまっているだけです。
そして、それに気付いたら、ご自身の人生がより良くなるためにどうするか、考えていきませんか?
生い立ちの中で身についた傷ついた心も、見方を変えれば痛みの分かる心、共感できる心にもなります。
あなたの抱きしめて欲しかった想いは、だれかの心を抱きしめる想いにも変わります。
あなたの傷ついた体は、傷ついた誰かの体をケアをする力にもなります。
生い立ちの中で与えられたものをどう使うか?
生まれ持って与えられれているものをどう使うか?
あなたが幸せになるためにどう生きますか?
素晴らしいあなたの潜在能力や生い立ちから学んだ価値観を
3兆9億通りの分析学と共に知ってみませんか?
ご自身の事が分かると、こどもやパートナーの気持ちが分かるようになり、
家族が癒やしの場になります。
あなたがあなたを丁寧に扱えるように、あなただけの取り扱い説明書作りませんか?
ご自身の取説を作ると、
・自分の性格を客観的に知る事により、自己コントロールが出来るようになります。
・自分の能力適性から、今のお仕事が向いているかどうかが分かります。
・自分の性格・能力的な強み・弱みが分かります。
・自分の潜在的な能力を知ることが出来ます。
・自分の事を知ることにより、自分の陥りやすいパターンを学べます。
・自分の強みを知り、強みを活かす方法を知れます。
・自分のエネルギーの浮き沈みが分かる事により、人生のタイミングを選択出来る様になります。
・セッション後、エネルギーが満ちた事が分かります。
人生の転換期の方、ビジネスを更に発展したい方、
パートナーシップを良くしたい方、
ご自身の取説を作って、人生をより良くしてみませんか?
セッションを受けた方の声は↓
・占いと違う所。(統計学によるビッグデータよりあなたの情報を抽出します)
・溝口式分析学は、溝口耕児がアメリカで修得した分析学 です。
・過去の膨大な人間の行動パターンを元につくられた行動心理学のデータと、
生誕時間 ・ 生誕場所のプロファイリングデータを融合したものになります。
・溝口式分析学は、クライアントへの分析アドバイスを行いながら、分析結果を検証し、日本の国民性や社会性に合わせて調整したものが【溝口式分析学】です。
・溝口式分析学を活用されている一部上場企業・優勝したプロ野球チーム等、様々な所で活躍しています。
そんな分析学で、
ご自身のトリセツを作ってみませんか?
大阪梅田のインターコンチネンタルホテルで、
セッションをしています。(遠方の方はZoomで)
お申し込みはこちらから↓
親子関係・夫婦関係を良くしたい、笑い合いたい、成長したい方!!
是非是非お友達になって下さい
【お友だち募集 Line@始めました。】
*分析に関してのご質問はこちらでも受け付けています。
子育てやご夫婦の問題やお悩み募集中。
合わせて、夫婦の仲良しの秘訣!!
子育ての秘訣!!も募集中です。
Family Partnersでは、コミュニティの最小単位である家族が、
どうすれば豊かに幸せになるかを追及していきます。
アイデアやご意見を頂けると嬉しいです。
集まったお悩みや秘訣は、随時アップしていきます。
良かったらお友達になって下さい。