子育ての中で言葉を変えるとこどもも変わる

今回は、子育ての中で言葉を変えるとこどもはどうなるか?考えてみます。今までこどもにどういった言葉を投げかけてきたでしょうか?ポジティブな言葉が多いですか?

それとネガティブな言葉が多いですか?

 

それでは、子育ての中で言葉がどれ程重要か考えていきましょう。

 

例えば、親が

  • 『出来るかどうか心配』
  • 『あぶない』
  • 『失敗したらどうするの』

 

と不安を言い続けたとします。それを受け続けてきたこどもは、どの様な状態になるのか考えてみましょう。考え方の基本としては、人間の脳は入ったものしか出ない事を覚えておいておかれると、この後の話も分かりやすいと思います。

 

親の不安な言葉→

こどもの脳にinput→

こどもの脳からoutput→

こどもの不安な言動

 

と考えると分かりやすいかもしれません。


つまり、不安な言葉を沢山inputされたこども達は不安の中で生きることになり、不安な言動の多いこどもになります。

やっても無理や、どうせな、だってな等です。

愛する我が子だからこそ、不安にもなりますが、いかにこどもの自己肯定感を高めるか、それは親の言葉に掛かっています。

それでは、先程の『出来るかどうか心配』にはどの様な言葉に言い換えると良いでしょうか?

やろうと思っている事が素晴らしい』

上手になりたいと想うきもちが素晴らしい』

失敗しても大丈夫。練習している事が素晴らしい。

のような言葉をこどもに伝えると、こどもの脳は、『素晴らしい自分』『やろうと想った自分は素晴らしい』『練習している自分は素晴らしい』等、肯定的に捉えて、肯定的な結果がでやすくなります。

続いて『あぶない』と言う言葉。

 

こどもが転びそうなとき、

『あぶない』と言った場合や、

コップを落としそうになった時、

『危ない』と言った場合、だいたい転んだりコップを落としたりした経験ございませんか?

私も瞬間的に『危ない』と言った場合、こどもが転んだり、コップを落とした経験が多い一人です。

『危ない』→

脳にinput→

脳からoutput→

『危ない結果』

ではないでしょうか?

では、どの様に伝えれば良いかと言うと

『止まれ』

『右端に行って』

『しゃがんで』

 

等の行動を指定した言葉は効果的です。行動を伝えているので伝わりやすく、危険を回避することに繋がります。

次に『失敗したらどうするの?』と言う言葉を考えてみましょう。

『失敗したらどうするの?』の言葉のなかには、『失敗したらダメ』と、失敗を否定的に捉える価値観があります。

成功者の多くの方にインタビューをして分かったのですが、成功者の方は成功以上に数多くの失敗を重ねています。つまり、失敗を多く重ねただけ成功するのであれば、

失敗は成功の素だから、ドンドン失敗して学ぶと良いよ。

と言い換える事が出来るのではないでしょうか?

我が子を想う気持ちが強く、尚且つ親の親から生い立ちの中でinputされた言葉を無意識にこどもに使うので、今一度自分の使っている言葉を見直し、こどもの自己肯定感が高まるような言葉に言い換えてみてはいかがでしょうか。

ここまでお読み下さりありがとうございます。あなたとあなたの家族の幸せを祈っています。

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