【子育て】家庭の中にカウンセラーはいらない

【子育て】家庭の中にカウンセラーはいらない

最近のビジネスの傾向として、子育てに自信のないお母さんを対象にカウンセラー養成講座という案内を見かける事が多々あります。何ヶ月間の学びでカウンセラーとしてのスキルを身に着け、親子関係や夫婦関係をより良くしましょう。笑顔を増やしましょう。家族を愛で一杯に包みましょう。と、謳っているものが沢山あります。今回は、お母さんがカウンセラーになる事よりも大切なことを徒然と書いています。

子育てに自信がないお母さんの行動

□親子関係がより良くなるなら
□夫婦関係が改善するなら
□この辛い現状が変わるなら

その想いがあるからこそ
大金を払ってスキルを身につけたいと思い行動します。

痛みが強けば強いだけ
藁をもすがる思いで学びにいくのです。

あの先生も、
カウンセリングスキルを学んで
幸せになっているなら

私もなれると思って。

ここからが大切です。

学びの弊害

あなたが大金を払って学んだ分
見えなくなっている部分があるのです。

例えば、

あなたの小学生のお子さんが不登校だったとしましょう。

あなたはカウンセリング講座で学んだスキルを
こどもに実際に使って、

こどもに寄り添おう、こどもに共感をしよう、
こどもの痛みを解消してあげようとしますよね。

その時、
あなた何を見ていますか?

まっすぐ、
そのまんまのこどもの話を聴けていますか?

あなたがカウンセリングを学んだ事で
『こども』が見えなくなり
『テクニック』を見てしまっている事はありませんか?

私もそうなんです。

前職の20年の施設でこどもを育てた経験
心理的なテクニック。

それを我が子にしている時に、
こどもをそのまんま見ることではなく

〇〇の場合は、オウム返し
〇〇の場合は、ペーシング
〇〇の場合は、ミラーリング等々

こどもに視点をおかずに
スキルに視点をおいている事に気づけませんでした。

だから、
仕事でうまくいくのに
家庭での子育ては、理論理屈ではうまくいきませんでした。

なぜうまく行かないのか?

考えてみてください。
親がこどもにカウンセリングを始めたらこどもはどう感じるでしょう?

そしてもう一つ。
『親子だからこそ、本音を話せるのでしょうか?』

あなたが親に本音を話せた経験ってありますか?
むしろ、親だからこそ、言えなかった経験の方が

ありませんか?

菅原は、親だからこそ、言えなかったことが
山のようにありました。

それは、親を困らせたくない思いから。
もう一つ、親に怒られたくないから。

では、どうすればいいでしょうか?

あなたがこどもの事を考えるなら、
しっかりと話しを聴いてみてください。

スキルは必要ありません。

こどもがどんな思いで、何を訴えたいのか?
しっかり聴いてください。

これだけでも、こどもは変わります。

もし、それでも難しい場合があるなら、
他者(プロ)に頼りましょう。

それが一番の近道ですし、一番の節約にもなります。

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