コニュニケーションの極意(最高の聴き方)

コニュニケーションの極意
(最高の聴き方)

色々な方の問題をお聴きする中で、いちばんのお困りごとは誰かとの関係性。その誰かとの関係性が良いのか、悪いのかでその方の人生が変わってしまう。

今日は、あなたがもし誰かとの関係が拗れている
もしくは、良くしたいと思っているなら、
人間関係が変わるコミュニケーションの極意をお伝えします。

コミュニケーションをとる意味とは?

そもそも
コミュニケーションは何のために取るのでしょうか?
この前提を整える必要があります。

挨拶をする

感謝を伝える

謝罪を伝える

世間話をする

話を伝える

話を聴く

コミュニケーションと呼ばれる動詞には、
色々なものがあります。

このコミュニケーションですが、
実は
お相手との信頼関係を作るためにあるのです。

信頼関係を作ると
人間のDNAに組み込まれた

『生存本能』をより

強固にすることにつながるのですが、このくだりは、また別の機会に。

コミュニーションがうまくなると

世界的なコーチ アンソニー・ロビンソンいわく
ハーバード・ビジネス・スクールの調査によると

コミュニケーション能力の差で、
年収がなんと約倍変わったという驚きのデータがあります。

それは、
高い専門知識よりも、
コミュニケーション能力が
年収に影響を与えていると言うことです。
よく考えてみてください。

あなたが何かを買うときに
店員さんとの関係で
何か商品を購入してしまった経験もありますよね。

それだけ、
コミュニケーションスキルは大切なのです。

コミュニケーションの極意とは?

コミュニケーションを良くするためには、
分りやすい伝え方とも言われていますが、

もっと強力に
コミュニケーションを改善する方法があります。

それは、

『聴くスキル』です。

コミュニケーションを主導しているのは、
一見話をしている人のように見えますが、
実は聴き手が主導権を握っているのです。

つまり
聴く力を高めることが、
コミュニケーションを制するともいえるのです。

聴く力を高めると

聴くと言う漢字は
聞くや
訊くと言う意味はご存知だと思うのですが、

聴く力を高める事で

効く
利く

と言う効果も出てくるのです。

あなたがお相手の話を聴くことで
相手に効果があるとしたら
めっちゃ良くないですか?

例え話

親・リーダー・先生
ポジションの方をイメージして見てくださいね。

あなたより
上の存在の方が
力を込めて熱弁し、〇〇をするんだ!!
〇〇のために〇〇していくんだ!!

と1時間熱弁したとしましょう。
聴いているあなたはどう感じますか?

きっと、
暑苦しくなり、上の存在の熱さに
若干引いている時ってありますよね。

菅原も熱い男なので
思いを込めて話せば話すほど
仕事では仲間がひいたり
家庭では息子が白い目で見ていた事を覚えています。

このように
熱く語っている人ほど、
成果が出にくくなります。

なぜこのような事が起こるかと言うと

語れば語るだけ
自分の言葉を自分で聞き
心も体もドンドン熱くなり
結果、話している人だけ燃えて
それ以外の人の心は冷めていくのです。

だからこそ、
相手に語らす技術

『聴く力』が

必要になるのです。

聴くとは?

聴くという行為は
どのような効果があるかというと

相手の思考を振り回す行為で
あると言うことも知っておいてください。

質問される度に
脳は条件反射的に答えようとしますよね。

つまり、
質問によってコントロールされてしまうのです。

聴く力を最大限に高めるには?

聴くときに大切なのは

①相手との関係性

②相手のニーズを捉えているか

③相手の前提を知っているか

この①〜③の下ごしらえが出来ていると
聴くのパワーは何百倍と発揮します。

そして
その聴くは
誰のための聴くになっているのか?

自分の情報収集のためになっているのか?
相手が考えるための質問になっているのか?

で効果が変わります。

あなたの質問がどうかによって
結果が変わってくるのです。

つまり、
聴く力が増せば増すだけ
相手の成長や気づきを与える貴重な存在になるし、

無作為に質問するおバカちゃんなら
相手の思考を質問によって振り回す痛い人になります。

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