腐る関わり方と蘇る関わり方
思いがあるのに関われば関わるだけ・部下・こども・パートナーとの関係が悪くなっているあなたへ。
20年間、人材育成をし、
沢山のこども達の成長と夢を実現してきた経験と、起業してから300人以上の方をサポートした経験から、どのような関わり方が人を腐らし、どのような関わり方が人を蘇らすのか？徒然と書いて参ります。
なぜ人は腐るのか？
人が腐る理由は簡単で人は
「なまもの」だからです。
なまものは腐ります。
きちんと保管しないと
お野菜もお肉も人も腐るんです。
それは生きている証でもあります。
人との関わりでこそ、人は腐る
こんな言葉をお聞きした事があるでしょうか？
「人は人によって磨かれる」
何を指しているかというと、
人は人との関わりの中で成長するんだ！という言葉なのですが、
その対義語とすると
「人は人によって腐ってしまう」
ご経験があると思うのですが、
・自分の事をぞんざいに扱われた時
・自分の存在を否定された時
・自分の想いを踏みにじられた時
こんな時に人は腐ってしまうのです。
では、どうすれば人は蘇るのか？
人との関わりの中で腐ってしまった経験、
腐らせてしまった経験があるからこそ
ここまでお読み頂いていると思うのですが、
腐らせてしまう人と
蘇らせている人との違いは
とっても些細な所にあるのです。
それは。。。
こんな事例を考えてみてください。
（男女関係でよくある構図です）
Aさん
「ねぇねぇ今日ね、会社で嫌な事があって、
〇〇をしてしまって、上司から大きな声で怒鳴られたの！！」
Aくん
「今度から、〇〇をするのでなく、△△をしたら良いよ！」
この時Aさんは、ちょっと腐ります。
A君は良かれと思って伝えているのですが、Aさんは腐るのです。
男女関係でよくある構図です。
事例２
目標を達成させたいA上司
Aのために目標達成したいB部下との構図
A上司
「B！○月○日までに、目標の〇〇のために、全然出来ていない！
〇〇を達成するには、Bが〇〇して、今以上に行動する必要があるぞ！」
「B！何回言ったら分かるんだ！目標のためには、行動が足りていない」
「このままだったら、目標達成出来ないぞ！」
B部下「。。。。。。はい、わかりました」
このコミュニケーションが続くと
Bはどんどん腐っていきます。
知識のある方だったら
『共感』が足りていないからだ！！
と答えになるのですが、
それ以上に大切な事があります。
共感より大切なこと
男女のコミュニケーションも
上司部下とのコミュニケーションも
よく似た親子のコミュニケーションも
腐らせる理由は
どこを見ているか？
この視点がとても大切になります。
腐らせてしまう場合のコミュニケーションは、
人ではなく「事」を見ているので、
相手の事を見ていません。
だから、
「事」をなんとかしようとします。
男女の問題であれば
「女性の問題」
上司部下であれば
「目標達成」
問題解決することも
目標達成することも
どちらも大切。
でも、それを行うのは人間で
その人間が腐ってしまったら、その事も改善しないのです。
蘇る・蘇らせるためには
「事」ではなく
「人」をみること
人には温度があり、感情があり、感覚があります。
生きている人間はなまものであり
なまものは腐ります。
でも
なまものだからこそ、
適切な関わりをすることで
いつまでも
みずみずしさを維持できるのです。
（老化はありますが）
もしあなたが腐らせてしまっているとしたら、
今日お伝えした「事」から「人」へ視点をシフトし、
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